こんにちは!代表の小林です。
コーキングの乾燥時間は「表面乾燥」と「完全硬化」 の2つの段階があります。コーキングが「完全硬化」する前に、塗装をしてしまうと、後にトラブルの原因になります。そこで今回は、コーキングの乾燥時間とは?についてご説明させていただきます。
表面乾燥(触ってもベタつかない状態)
約1~3時間(気温・湿度・コーキングによる)
この時間を過ぎると軽いホコリや雨に耐えられるようになる
ただし、内部はまだ柔らかいので触らない方が良い
完全硬化(内部まで固まる)
24時間~7日間(コーキング材の種類による)
完全に硬化するまで塗装や強い圧力はNG!
厚く施工した場合はさらに時間がかかる
コーキング材の種類別の完全硬化時間
コーキング材の種類 | 完全硬化時間(目安) |
---|---|
1成分型シリコン | 約24時間 |
変成シリコン | 2~7日 |
ウレタン | 3~7日 |
アクリル | 1~3日 |
ポリウレタン | 3~7日 |
オートンイクシード(高耐久) | 7日以上 |
乾燥時間に影響する要因
気温が低い(冬場) → 乾燥が遅くなる
湿度が高い(梅雨時) → 乾燥が遅くなる
風通しが良く、晴れている → 乾燥が早くなる
施工の注意点
完全硬化前に塗装すると剥がれやすくなる
雨が降る前に施工しない(表面乾燥前だと流れる)
メーカー推奨の乾燥時間を守るのがベスト!
NGな方法(やらない方がいい)
ドライヤー・ヒーターの直当て
熱をかけすぎると、表面だけが先に乾きすぎて内部が未硬化になる
水をかける(湿度を上げる)
硬化が遅くなる可能性あり(湿気硬化タイプ以外には逆効果)
極端に厚塗りする
内部がなかなか乾かず、表面だけ乾いてひび割れの原因になる
まとめ
今回は、コーキングの乾燥時間とは?についてご説明させていただきました。コーキングの乾燥期間は表面乾燥:約1~3時間、完全硬化:約1~7日間(種類による)です。冬場や湿度が高いと乾燥が遅くなる特徴があります。完全硬化前に塗装や圧力をかけるのはトラブルの原因になります。
コーキングの種類や気候に合わせて適切な乾燥時間を確保しましょう!
狛江市・調布市・府中市・三鷹市で外壁塗装を計画しているが、
どこに相談していいか不安な方は
地元密着完全自社施工の小林美装に一度ご相談ください。