こんにちは! 代表の小林です
塗料の硬化時間(乾燥時間)は、気温や湿度の影響を大きく受けます。特に外壁塗装では、適切な乾燥時間を確保しないと塗膜不良や耐久性の低下を招くため、季節ごとの目安を把握することが重要です。そこで今回は、季節別の塗料の硬化時間とは?についてご説明させていただきます。
季節ごとの塗料の硬化時間(目安)
季節 | 気温 | 湿度 | 表面乾燥(指触乾燥) | 塗り重ね可能時間 | 完全硬化時間 |
---|---|---|---|---|---|
春(3~5月) | 15~25℃ | 50~70% | 1~2時間 | 4~8時間 | 2~7日 |
夏(6~9月) | 25~35℃ | 60~80% | 30分~1時間 | 2~6時間 | 2~5日 |
秋(10~11月) | 15~25℃ | 50~70% | 1~2時間 | 4~8時間 | 2~7日 |
冬(12~2月) | 5~15℃ | 40~60% | 3~5時間 | 8~24時間 | 7~14日 |
季節ごとのポイント
🌸 春・秋(適した季節)
・気温と湿度が適度で、塗料の硬化がスムーズ
・最適な季節で、仕上がりも安定しやすい
・日中の施工がしやすい
☀️ 夏(注意が必要な季節)
・高温で塗料の乾燥が早く、作業しやすいが塗りムラや気泡ができやすい
・直射日光で塗料が急乾燥しすぎると、ひび割れや密着不良が発生しやすい
・朝・夕の涼しい時間帯に施工するのが理想
❄️ 冬(硬化が遅い季節)
・5℃以下での塗装は十分な注意が必要です。(塗料が固まりにくい)
・硬化時間が長くなるため、次の工程までの間隔を十分に取る必要がある
・日中の暖かい時間帯に施工するのがポイント
硬化時間を短縮する方法
・適切な季節を選ぶ(春・秋が最適)
・乾燥時間をしっかり確保する(焦って塗り重ねない)
・送風機や換気を利用(特に湿度が高い日)
・低温時は速乾性の塗料を選ぶ
まとめ
今回は、季節別の塗料の硬化時間とは?についてご説明させていただきました。塗装の仕上がりを左右する硬化時間は、季節によって大きく異なります。春・秋が理想の季節であり、夏は塗りムラ、冬は乾燥不良に注意が必要!適切なタイミングで施工し、十分な乾燥時間を確保することが長持ちする塗膜につながります。
狛江市・調布市・府中市・三鷹市で外壁塗装を計画しているが、
どこに相談していいか不安な方は
地元密着完全自社施工の小林美装に一度ご相談ください。