こんにちは! 代表の小林です。
屋根は、大切な住宅を守るために重要な役割を果たしています。普段見えない屋根は、 気が付いたら予想していた以上に傷んでる事もありますので、定期的に点検する必要があります。 また屋根をリフォームする際に、屋根の耐久性や性能なども高める事が出来ます。 そこで今回は、屋根のカバー工法のメリットと注意点についてご説明させていただきます。
カバー工法とは?
屋根のカバー工法とは、既存の屋根の上に新しい屋根材を被せる工事方法で、 「重ね葺き(かさねぶき)」とも呼ばれます。この工法は、既存の屋根材を撤去せずに施工できるため、費用や工期を抑えられるメリットがあります。主にスレート屋根の場合に用いられる事が多いです。
カバー工法のメリット
カバー工法のメリットは6つです。
1撤去費用の削減
既存の屋根を撤去しないため、廃材処理費用や撤去作業費用が不要です。
2短い工期
屋根の撤去作業を省けるため、工期が短く済みます。
3防水性・断熱性の向上
新しい屋根材を重ねることで、二重構造になり防水性が高まります。
また、断熱効果も向上するため、室内の温度が安定しやすくなります。
4騒音やホコリが少ない
撤去作業が不要なため、近隣への騒音やホコリの発生が抑えられます。
5耐震性の向上
使用される金属屋根材は軽量であるため、屋根の重さが増えにくく、建物全体の耐震性に悪影響を及ぼしません。
6リフォームに最適
屋根の劣化が進んでいるが下地がしっかりしている場合、全面リフォームよりも手軽な方法として人気があります。
カバー工法のデメリット
カバー工法のデメリットは5つです。
1既存屋根の状態次第で施工不可
既存の屋根材や下地が著しく劣化している場合、カバー工法は適用できません。
下地が腐食している場合は、葺き替え工法が必要です。
2屋根の重量が増加する可能性
軽量な金属屋根材を使用しても、わずかに重量が増えるため、建物の構造によっては注意が必要です。
3通気性の問題
二重構造になるため、適切な通気層が設けられていないと湿気がこもり、内部の腐食やカビの原因になることがあります。
4完全なリセットができない
古い屋根材を撤去しないため、万が一既存屋根に問題が残っている場合、それが後々トラブルにつながる可能性があります。
5費用が割高になる場合もある
重ね葺き用の屋根材は耐久性が高く、費用が高めになることがあります。
まとめ
今回は、屋根のカバー工法のメリットと注意点についてご説明させていただきました。 屋根カバー工法は、屋根リフォームの中でも手軽でコストパフォーマンスが高い方法として人気があります。特に、既存屋根に大きな問題がなく、防水性や断熱性を向上させたい場合に有効です。 ただし、適用できる条件や注意点もあるため、施工前には信頼できる業者に調査と相談を行うことが重要です。
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