こんにちは! 代表の小林です
瓦屋根の漆喰は、屋根の耐久性と美観を保つ重要な役割を担っています。普段から屋根の漆喰の点検などを行うのは困難だと思いますが、漆喰の劣化を放置する事で、住宅に大きなダメージを与える 可能性があります。そこで今回は、瓦屋根の漆喰とは?漆喰の役割とは?についてご説明させていただきます。
瓦屋根の漆喰の役割
瓦の固定
漆喰は、瓦の下にある「棟(むね)」と呼ばれる部分で、瓦同士を固定する接着剤のような役割を果たします。特に、棟瓦(屋根の頂上部分や斜め部分の瓦)をしっかりと固定し、瓦がズレたり飛ばされたりするのを防ぎます。
雨水の侵入防止
漆喰は、瓦と瓦の隙間や棟部分に塗られ、雨水や湿気が屋根内部に侵入するのを防ぎます。
これにより、下地材の腐食や雨漏りを防ぎ、家全体の耐久性を保つ役割を担っています。
屋根の美観維持
漆喰は、白や黒、グレーなどの色が一般的で、屋根のデザインに調和する美観を保つために重要です。見た目を整えることで、家全体の印象を良くします。
防火性
漆喰は耐火性に優れており、火災時に瓦の下の木材が燃え広がるのを遅らせる役割も果たします。
漆喰が劣化すると・・・
漆喰の劣化は屋根のトラブルにつながる重要な要因です。専門業者による定期点検や適切な補修を 行い、建物の寿命を延ばしましょう。
雨漏りの発生
漆喰がひび割れたり剥がれたりすると、瓦と瓦の隙間から雨水が侵入しやすくなります。
雨水が屋根の内部に入り込むと、下地材や家の構造材が腐食し、建物の耐久性が低下します。
瓦のズレや落下
漆喰が劣化すると、瓦を固定する力が弱まり、瓦がズレたり落下したりする危険性があります。
瓦のズレが広がると、さらに雨水が侵入しやすくなります。
棟瓦の崩壊
漆喰が棟瓦(屋根の頂上部分や斜め部分)を固定する役割を果たしているため、劣化すると棟瓦が崩れたり傾いたりする可能性があります。
棟瓦の崩壊は、屋根全体の構造に大きな影響を与えることがあります。
外観の悪化
漆喰が剥がれると屋根の見た目が悪くなり、建物全体の印象が損なわれます。
また、漆喰が剥がれて粉状になると、家の周囲に汚れが広がることもあります。
雑草や苔の発生
劣化した漆喰部分に湿気が溜まりやすくなり、そこに苔や雑草が生えることがあります。
これがさらに劣化を進行させる原因となります。
害虫や小動物の侵入
漆喰が剥がれて隙間ができると、害虫や小動物(鳥やネズミなど)が侵入し、屋根内部に巣を作る可能性があります。これにより、屋根材や断熱材が傷つけられる場合があります。
まとめ
今回は、瓦屋根の漆喰とは?漆喰の役割とは?についてご説明させていただきました。 漆喰の状態が悪化すると、瓦のズレや雨漏りなどの問題が発生する可能性があるため、 専門業者による早めの点検と補修が住宅の寿命を延ばすためのポイントです。
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