金属屋根として人気の高い「ガルバリウム鋼板」は、耐久性に優れた素材ですが、塗装によるメンテナンスが必要不可欠です。本記事では、ガルバリウム鋼板の特徴と塗装が必要な理由、塗装に最適なタイミング、正しい塗装手順、注意点、費用目安までを徹底解説。東京都の気候に合わせたアドバイスも紹介します。
🏠ガルバリウム鋼板ってどんな屋根?
ガルバリウム鋼板とは、鉄の表面にアルミニウム・亜鉛・シリコンを含む合金メッキを施した金属製の屋根材です。近年、軽量・高耐久・デザイン性の高さから、東京都の戸建て住宅でも非常に多く採用されています。
🔸なぜ塗装が必要なのか?
「ガルバリウム鋼板って錆びにくいんじゃないの?」と思う方も多いはず。確かに耐食性は高いですが、以下の理由から定期的な塗装が必要です。
- 🌧️ 防水性を保つため
表面の塗膜が劣化すると、水分や汚れが付着しやすくなり錆びの原因になります。 - ☀️ 色あせ・チョーキング現象を防ぐ
紫外線や酸性雨の影響で表面が白っぽく粉を吹く状態に。これが進むと防水性能も低下します。 - 🧲 美観の維持
ツヤや色味が劣化すると、家全体の印象も古く見えてしまいます。
📅塗装のタイミングはいつ?
一般的に、新築から10〜15年が塗装の目安とされますが、下記のような症状が見られたら要注意です!
🔲 色あせてきた
🔲 雨が降ると屋根がザラザラしている
🔲 白い粉(チョーキング)が手に付く
🔲 サビや小さな膨れが見える
→ これらのサインが出てきたら、早めのメンテナンスが必要です!
🛠️ガルバリウム鋼板屋根の塗装手順
- 高圧洗浄
→ ホコリ・苔・古い塗膜を徹底洗浄。密着性を高めるための重要工程です。 - 下地チェック・補修
→ サビ・浮き・傷などを確認し、補修やパテ処理を行います。 - ケレン(目荒らし)
→ 表面に細かい傷をつけ、塗料の密着力をアップ。この工程を省くと剥がれやすくなります。 - サビ止め下塗り(プライマー塗布)
→ 金属専用の下塗り材を使用し、サビの発生を防止します。 - 中塗り・上塗り(2回塗り)
→ 遮熱塗料やフッ素系塗料など、屋根に適した塗料を2回に分けて塗布します。 - 最終チェック・清掃
→ 塗りムラや不備を確認し、美しく耐久性のある仕上がりへ。
🧪塗料選びのポイント
| 塗料の種類 | 特徴 | 耐用年数 |
|---|---|---|
| シリコン塗料 | コスパ◎、仕上がりも美しい | 約8〜10年 |
| フッ素塗料 | 紫外線に強く、色持ち良好 | 約12〜15年 |
| 遮熱塗料 | 夏場の室温上昇を抑える効果 | 約10〜12年 |
→ 東京都のような夏の暑さが厳しい地域では遮熱塗料がおすすめです!
💰費用の目安(屋根面積80㎡の場合)
| 項目 | 費用(税込) |
|---|---|
| 高圧洗浄・下地処理 | 3万〜5万円 |
| 下塗り〜上塗り(3工程) | 12万〜18万円 |
| トータル | 約15万〜25万円前後が目安 |
※屋根の勾配・劣化状況・足場の有無によって変動します。
📍東京都の気候に合わせた塗装のコツ
東京は夏の高温多湿・冬の乾燥・酸性雨など、塗膜の劣化が進みやすい環境です。したがって、
- 遮熱効果のある塗料を使用
- 下地処理を丁寧に行う
- 湿気の多い時期(梅雨など)を避けて施工
といった対策が長持ちする塗装に直結します。
🧰施工事例紹介:調布市の築15年住宅
築15年、スレート屋根からガルバリウム鋼板に葺き替え後10年。表面の色あせとチョーキング現象が見られたため塗装を実施。下地ケレン・遮熱フッ素塗料の3回塗りを行い、「夏の暑さが和らぎ、見た目も新築のように戻った」と喜びの声をいただきました。
👷信頼できる業者選びのポイント
- 🧾 金属屋根の塗装経験が豊富か
- 🔍 ケレンやサビ止めなどの工程が明確か
- 🛡️ 使用する塗料の種類・性能を提示できるか
- 📸 施工前後の写真で仕上がり確認ができるか
有限会社小林美装では、ガルバリウム鋼板の特性に合わせた最適な提案と職人施工をお約束します。徹底した下地処理と押し売りしない丁寧な説明を大切に、地域密着で屋根を守ります。
🔚まとめ:ガルバリウム鋼板も“塗装メンテナンス”が長寿命のカギ
耐久性に優れたガルバリウム鋼板でも、塗膜の劣化は避けられません。10年を過ぎたら要点検、15年で本格塗装を検討するのが理想です。正しい知識と信頼できる施工で、大切な家を長く美しく保ちましょう。
狛江市・調布市・府中市・三鷹市で外壁塗装を計画しているが、
どこに相談していいか不安な方は
地元密着完全自社施工の小林美装に一度ご相談ください。




