こんにちは! 代表の小林です
塗装の際に必ずと言っていいほど必要になるシーラーとプライマーですが、この2つの違いを理解 されている方は多くないと思います。 そこで今回は、シーラーとプライマーの違いは?2つの必要性とは?についてご説明させていただきます。
シーラーとプライマーの違いは?
シーラーとプライマーは、仕上げの塗料との密着性を高める重要な役割を果たしています。
1シーラー
建築や塗装作業で使用される下塗り材の一種で、塗装面(下地)の状態を整えたり、上塗り塗料の密着性を高めたりするために使用されるものです。主に外壁塗装や屋根塗装、木材の塗装などで利用されます。
下地を補強する
外壁や屋根の表面が劣化している場合、表面を固めることで耐久性を向上させます。
特に、モルタルやコンクリートなど吸水性の高い素材には効果的です。
塗料の吸い込みを防ぐ
下地の吸水性を抑えることで、上塗り塗料のムラを防ぎます。
上塗り塗料が均一に塗布でき、仕上がりが美しくなる効果があります。
上塗り塗料との密着性を高める
シーラーが接着剤の役割を果たし、下地と上塗り塗料の密着性を強化します。
剥がれや膨れなどのトラブルを防ぎます。
2プライマー
塗装や接着の前に塗布する下地処理剤で、主に塗料が適切に密着するように下地の表面を整える役割を果たします。プライマーはシーラーと似ていますが、用途や機能が若干異なります。
密着性の向上
プライマーは、塗料や接着剤が下地にしっかりと密着するように促進します。これにより、塗装後の剥がれや膨れを防ぎます。
下地の補強
プライマーは下地を固めたり、補強する効果があり、特に新しい素材や劣化した表面に使用されることが多いです。
防錆効果
特に金属表面に使用されるプライマーには、防錆や防腐の効果があり、金属が酸化や腐食するのを防ぎます。
塗料の吸収を均一にする
プライマーを使うことで、吸水性が高い素材(木材やコンクリートなど)に均一な塗料の吸収を促進し、仕上がりを美しくします。
耐久性の向上
プライマーによって塗料が長持ちするようになります。下地がしっかりと処理されていると、塗装面が外部環境に耐えやすくなります。
シーラーとプライマーの違い
どちらも塗装や接着の前に使う下地処理剤ですが、それぞれ異なる目的と特徴を持っています。
・シーラーは主に吸水性を抑えるために使う下塗り材です。
・プライマーは塗料や接着剤の密着性を高めるために使う下塗り材です。
まとめ
今回は、シーラーとプライマーの違いは?2つの必要性とは?についてご説明させていただきました。シーラーは、塗装の基礎を整え、仕上がりや耐久性を高める重要な役割を持っています。 外壁や屋根などの塗装では、必ず下地の状態に合わせて適切なシーラーを選び、正しい手順で 使用することが大切です。適切に使用することで、塗装の耐久性や見た目の美しさが向上します。 また、プライマーは塗装や接着作業の前処理として非常に重要な役割を果たします。適切なプライマーを使用することで、塗料の密着性や耐久性が向上し、仕上がりが美しく、長持ちする塗装ができます。各素材に適したプライマーを選ぶことが重要であり、使用しない場合には剥がれや錆び、仕上がり不良などのリスクがあります。
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