塗装しても意味のないコロニアルNEOとは？

こんにちは！代表の小林です。

コロニアルNEO（ネオ）は、かつてクボタ松下電工外装（現：ケイミュー株式会社）が製造・販売していた、スレート系屋根材（化粧スレート）の一つで、多くの建売住宅で使用されていた屋根材です。少し前までは、コロニアルNEOの屋根を塗装してしまう業者もいましたが、最近では、カバー工法を進める業者も増えています。そこで今回は、塗装しても意味のないコロニアルNEOとは？についてご説明させていただきます。

主な特徴

問題点（劣化・不具合）

・ノンアスベストの代替材料が耐久性に欠けていた

・ひび割れや欠けが発生しやすい

・踏むだけで割れることもあり、塗装が出来ない

・製造中止になった理由も、このような構造上の欠点が要因です

メーカーの対応

・製造終了後も、修理や葺き替え対応に関する情報提供は行われていますが、無償保証はすでに終了

　していることが多いです

メンテナンス・対応方法

塗装はおすすめできない

・ひび割れや欠けがすでにある場合、塗装しても寿命を延ばせないことが多い

・踏んだだけで割れるほど脆くなっている場合もあるため、塗装業者も施工を断ることがあります

推奨されるのは「屋根カバー工法」または「葺き替え」

・金属屋根（ガルバリウム鋼板など）によるカバー工法が人気

・状態が悪い場合は、撤去して別の屋根材に葺き替えが確実

自宅の屋根が「コロニアルNEO」かどうか見分ける方法

・2001～2008年ごろに建築された住宅

・ケイミュー製（クボタ松下）の屋根材

・表面に細かな縦溝模様（ストライプ）がある

・メーカーや業者に確認 → 製品裏面に刻印がある場合も

まとめ

今回は、塗装しても意味のないコロニアルNEOとは？についてご説明させていただきました。「うちの屋根がコロニアルNEOかも…」と思ったら、まずは点検・診断を受けるのがおすすめです。ご希望があれば、点検チェックリストや質問内容もお手伝いしますよ！

狛江市・調布市・府中市・三鷹市で外壁塗装を計画しているが、

どこに相談していいか不安な方は

地元密着完全自社施工の小林美装に一度ご相談ください。