外壁に使われているALCとは?

こんにちは! 代表の小林です。

ALC(Autoclaved Lightweight Concrete)とは、軽量気泡コンクリートとも呼ばれる建材の一種で、軽量・耐火性・断熱性に優れた素材です。主に建物の外壁材や内壁材、屋根材、床材として使用されている外壁材です。そこで今回は、外壁に使われているALCとは?についてご説明させていただきます。

ALCの特徴

軽量性

特性: コンクリート内部に気泡を多く含むため、通常のコンクリートと比べて非常に軽量です。

メリット

・建物全体の重量を軽減できるため、構造負担が少なく、地震時の揺れが抑えられます。

・高層建築物にも適しています。

耐火性

特性: ALCは無機質素材であり、不燃性を持っています。

メリット

・高い耐火性能があり、火災時に燃えず、延焼を防ぎます。

・一般的に火災での耐火時間が長く、安全性が高いです。

断熱性

特性: 内部に含まれる気泡が断熱効果を発揮します。

メリット

・冬は室内の熱を逃がしにくく、夏は外気の熱を遮断しやすい。

・冷暖房効率が向上し、エネルギー消費を削減できます。

防音性

特性: 緻密な構造と気泡の吸音効果により、防音性能があります。

メリット

・外部の騒音を遮断し、室内の静音性を高めます。

・内壁材として使用する場合、部屋間の音漏れも抑えられます。

耐久性

特性: 高い耐久性を持ち、経年劣化が少ない。

メリット

・長期間にわたり安定した性能を維持します。

・適切なメンテナンスを行えば50年以上の耐用年数が期待できます。

防水性(表面加工による)

特性: ALC自体は吸水性がありますが、防水塗装や加工を施すことで高い防水性を確保できます。

メリット

・外壁材として使用する場合、防水加工を施すことで雨漏りを防ぎます。

施工性

特性: 軽量で加工がしやすい。

メリット

・切断や穴あけが容易で、現場での施工がスムーズです。

・工期を短縮できるため、施工費用が削減されることもあります。

環境への配慮

特性: 原料に天然素材を多く使用しており、環境負荷が比較的低い。

メリット

・リサイクル可能で、廃棄時にも環境への影響が少ない。

ALCの主な用途

外壁材: 断熱性や防火性が求められる住宅やビルの外壁として使用。

内壁材: 防音性や断熱性が必要な建物内部の壁材に使用。

屋根材・床材: 軽量で強度が必要な箇所に適しています。

ALCの注意点

防水性に注意

・素材自体は吸水性があるため、防水塗装や定期的なメンテナンスが必要です。

メンテナンスが必要

・表面の塗装やコーキング材の劣化には定期的なメンテナンスが必要です。

今回は、外壁に使われているALCとは?についてご説明させていただきました。          ALCは、軽量性・耐火性・断熱性・防音性といった多くの優れた特徴を持ち、特に耐火性能や   断熱性能を求められる建物に最適です。一方で、防水性やメンテナンスに注意を払う必要が    ありますが、 適切な施工と管理を行えば長期間にわたりその性能を発揮します。   

狛江市・調布市・府中市・三鷹市で外壁塗装を計画しているが、

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