こんにちは！ 代表の小林です
屋根瓦と外壁の色の相性を考える事は、家の外観全体の印象を大きく左右する重要なポイントです。適切な色の組み合わせを選ぶことで、家のデザイン性や調和を高めることができます。 そこで今回は、外壁塗装の際に瓦屋根に相性の良い外壁の色とは？についてご説明させていただきます。
屋根瓦と外壁の種類と特徴
屋根が瓦の場合、瓦は塗装する事が困難な場合が多く、屋根の色を基本にして、外壁の色を選ぶ必要がありますが、外壁に使用されている外壁材の特徴を理解しておきましょう。
1サイディング
サイディングとは、建物の外壁に使用される仕上げ材の一つで、工場で製造されたパネル状の外壁材を建物に取り付ける工法やその外壁材自体を指します。現在、日本の住宅外壁の主流となっている素材であり、特に木造住宅で多く採用されています。さまざまなカラーやデザインがあり、耐久年数は10年前後でのメンテナンスが必要です。
2モルタル壁
モルタルは柔らかい素材で、塗り方や仕上げ方によって多彩なデザインが可能です。漆喰や塗料を 上から塗ることで、独特の風合いを持つ仕上がりになります。また、セメントを主成分としているため、火に強く、防火性に優れています。
3木板壁
木板壁は杉、ヒノキ、松、カラマツ、レッドシダーなどの天然木を素材として使用することが一般的です。木材の種類によって色合いや木目が異なり、さまざまなデザインが楽しめますが、 短いスパンでの定期的なメンテナンスが必要です。
4タイル壁
タイルは陶器や磁器、石材などを焼き固めて作られた素材であり、耐久性が高く、デザイン性に優れているのが特徴です。タイル壁は日本の建築において古くから採用されており、特に外壁では高級感を持たせる仕上げとして人気があります。タイル壁は耐久性やデザイン性に優れた外壁仕上げ材であり、特に長期間美しさを保つことができるのが魅力です。ただし、施工コストが高い点や、目地部分のメンテナンスが必要である点に注意が必要です。高級感を重視する住宅や商業施設での採用が 多く、適切に施工・維持すれば、長く価値を保つ外壁材として活用できます。
瓦屋根に相性の良い外壁の色とは？
1茶色の屋根瓦
外壁の相性の良い色
アイボリー、ベージュ、クリーム色（温かみのある印象）
ホワイト（シンプルで清潔感のある印象）
オリーブグリーンや淡いブラウン（自然との調和を意識）
雰囲気
自然素材との相性が良く、ナチュラルで落ち着いた印象を与える組み合わせが多いです。
2黒や濃いグレーの屋根瓦
外壁の相性の良い色
ホワイト（モダンで洗練された印象）
ライトグレー（都会的でクールな印象）
淡いブルーやグリーン（上品で爽やかな印象）
雰囲気
高級感や重厚感を演出する組み合わせが多く、和風・洋風どちらにも適応します。
3赤やオレンジの屋根瓦
外壁の相性の良い色
ベージュやクリーム色（暖かく親しみやすい印象）
淡いイエローやサンドカラー（地中海風の明るい印象）
ホワイト（爽やかで軽快な印象）
雰囲気
地中海風や洋風建築のイメージが強く、明るくポップな印象を与えます。
4緑や青系の屋根瓦
外壁の相性の良い色
アイボリーやホワイト（爽やかでナチュラルな印象）
ベージュや淡いグレー（落ち着きのある印象）
淡いピンクやクリーム色（柔らかく優しい印象）
雰囲気
自然を感じさせる色合いで、庭や植栽との相性も良いのが特徴です。
まとめ
今回は、外壁塗装の際に瓦屋根に相性の良い外壁の色とは？についてご説明させていただきました。 屋根瓦と外壁の色の相性は、家の印象を大きく左右する重要な要素です。落ち着いた雰囲気を求めるなら調和のとれた組み合わせ、個性を出したい場合はコントラストを意識するのがおすすめです。 また、周囲の環境や建物のスタイルも考慮しながら、長く愛される配色を選ぶことが大切です。
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