多くの建売住宅で使用されている弾性リシンとは?

こんにちは!代表の小林です。

弾性リシンとは、リシン吹き付け塗装の一種で、弾性(ゴムのような伸縮性)を持たせた塗料を使用した仕上げ方法です。モルタル外壁によく使用され、細かいひび割れ(クラック)に追従しやすいという特徴があります。そこで今回は、多くの建売住宅で使用されている弾性リシンとは?についてご説明させていただきます。

弾性リシンの特徴

1. ひび割れに強い

弾性塗料を使用するため、モルタル外壁の膨張・収縮に対応し、細かいクラック(ヘアークラック)を防ぐ効果があります。

2. ざらざらとした質感

通常のリシンと同じように、細かい骨材(砂や石)を含んでおり、表面がざらざらしています。そのため、デザイン性が高く、高級感のある外観になります。

3. 透湿性に注意が必要

弾性リシンは塗膜がやや厚くなるため、透湿性が低くなる傾向があります。下地に水分がこもると、膨れや剥がれの原因になるため、施工時の適切な下地処理が重要です。

4. 汚れが付きやすい

表面が凸凹しているため、ホコリやカビ、コケがつきやすいというデメリットがあります。特に、湿気の多い地域では定期的なメンテナンスが必要です。

弾性リシンのメリット・デメリット

メリット

細かいひび割れを防ぐ(伸縮性がある)

意匠性が高い(ざらざらした質感で高級感がある)

コストが比較的安い(吹き付け塗装の中では低コスト)

デメリット

透湿性が低く、施工ミスで剥がれる可能性あり

汚れが付きやすい(凹凸が多いので雨だれやカビが発生しやすい)

衝撃に弱い(固いものが当たると欠けやすい)

どんな外壁に向いている?

モルタル外壁のクラック対策におすすめ
コストを抑えつつ高級感のある仕上げをしたい場合に適している
湿気がこもりやすい環境(結露が発生しやすい家)では注意

まとめ

今回は、多くの建売住宅で使用されている弾性リシンとは?についてご説明させていただきました。弾性リシンは、ひび割れに強く、独特の風合いを持つ塗装仕上げですが、汚れやすさや透湿性の低さに注意が必要です。適切な下地処理と定期的なメンテナンスを行えば、耐久性の高い美しい外壁を維持できます!

狛江市・調布市・府中市・三鷹市で外壁塗装を計画しているが、

どこに相談していいか不安な方は

地元密着完全自社施工の小林美装に一度ご相談ください。  

無料お見積りは今すぐお電話を。