屋根材のコロニアルグラッサとは?耐久性とデザイン性

こんにちは!代表の小林です。

コロニアルグラッサは、大手建材メーカー「ケイミュー(KMEW)」が製造・販売するスレート屋根材の一種です。従来の「コロニアル」シリーズの中でも、特に耐久性・耐候性に優れた高品質な屋根材として知られています。屋根のリフォームを検討の方やDIYで屋根工事をされる方などには、コロニアルグラッサがおすめです。そこで今回は、屋根材のコロニアルグラッサとは?耐久性とデザイン性についてご説明させていただきます。

コロニアルグラッサの特徴

1. 高耐久な塗装(無機塗装仕上げ)

従来のスレート屋根と違い、無機塗装が施されているため、紫外線や風雨に強く、塗装の劣化が遅いです。
そのため、長期間メンテナンス不要で、塗り替えの回数を減らすことができます。

2. 軽量で耐震性が高い

コロニアルグラッサは1㎡あたり約20kg程度と軽量なため、
地震時の建物への負担が少なく、耐震性が向上します。
瓦屋根(約60kg/㎡)と比較すると、約1/3の重さです。

3. 耐久年数が長い

一般的なスレート屋根(カラーベスト)の寿命は約15~20年ですが、
コロニアルグラッサは25~30年の耐久性を持つと言われています。

4. カラーバリエーションが豊富

・ブラック
・ブラウン
・グリーン
・ブルー など、様々なカラーバリエーションがあり、
洋風・和風どちらの住宅にも合わせやすいのが魅力です。

コロニアルグラッサのデメリット

1. 割れやすい

スレート屋根全般に言えることですが、衝撃に弱く、割れやすいため、
台風や強風による飛来物に注意が必要です。

2. 防水性能が低い

スレート自体には防水機能がないため、長期間メンテナンスしないと水を吸って劣化します。
(コロニアルグラッサは無機塗装で耐久性が高いですが、完全防水ではありません)

3. コケやカビが発生しやすい

表面がザラザラしているため、湿気の多い環境ではコケやカビが生えやすいです。
(ただし、定期的なメンテナンスで防ぐことが可能)

コロニアルグラッサのメンテナンス方法

築10~15年で点検

・割れや欠けがないか確認

築15~20年で塗装メンテナンス

・防水性能を維持するため、専用の塗料で再塗装を推奨

・「縁切り」または「タスペーサー」の設置が必要(雨漏り防止のため)

築25~30年で葺き替え or カバー工法

・寿命が近づいたら「ガルバリウム鋼板」などの軽量屋根にリフォームするのも選択肢

まとめ

今回は、屋根材のコロニアルグラッサとは?耐久性とデザイン性についてご説明させていただきました。コロニアルグラッサは、従来のスレート屋根に比べて、
✅ 耐久性が高く、長持ちする無機塗装仕上げ
✅ 軽量で地震に強い
メンテナンスが少なく済む というメリットがあります。

ただし、スレート屋根特有の割れやコケ発生のリスクがあるため、
定期的な点検やメンテナンス(10~15年ごとに塗装など)が必要です。

「スレート屋根を選びたいけど、耐久性も重視したい!」
という方におすすめの屋根材です。

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