こんにちは! 代表の小林です
「建築吉日(けんちくきちじつ)」 とは、家を建てる際に縁起が良いとされる日を指します。
新築やリフォーム、地鎮祭、上棟式、引っ越しなどの建築に関するイベントの タイミングを決める際に参考にされる ことが多いです。そこで今回は、建築吉日とは?についてご説明させていただきます。
代表的な建築吉日
六曜(ろくよう)に基づく吉日
六曜はカレンダーに記載される「先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口」の6つの日柄を指します。
大安(たいあん) → 最も縁起が良い日!
・何をしても吉とされる。
・地鎮祭や上棟式に最適!
・引っ越しや契約にも向いている。
友引(ともびき) → お祝いごとに向いている日
・友を引き寄せる意味があり、結婚式などにも使われる。
・ただし 「友を引く」 という意味で葬儀には不向き。
先勝(せんしょう・せんがち) → 午前中が吉
・物事を始めるなら 午前中が吉、午後は避ける。
・地鎮祭や契約を 午前中に行うのがおすすめ!
先負(せんぷ・せんぶ) → 午後が吉
・午前は凶なので避ける。
・午後に建築関係の行事を行うと良い!
赤口(しゃっこう・せきぐち) → 午前11時〜午後1時のみ吉、それ以外は凶
・仏滅と同じく避けられることが多い。
・この時間帯に地鎮祭を行う場合もある。
仏滅(ぶつめつ) → 建築には不向きとされる日
・何をするにも凶日とされるが、最近はあまり気にしない人も多い。
十二直(じゅうにちょく)に基づく吉日
暦の中には 「十二直」 という吉凶を占う考え方もあり、建築に適した日がいくつかあります。
建築に吉とされる十二直
・建(たつ) → 建築・開業・柱立てに最適!
・満(みつ) → 万事満たされる日で、建築にも良い!
・平(たいら) → 家の基礎を作るのに最適!
・定(さだん) → 契約や建築の着工に良い!
建築に不向きな十二直
・破(やぶる) → 物事を壊す意味があり 建築にはNG
・危(あやぶ) → 高所作業が危険な日 なので上棟式などは避け
建築に関係する十二直の吉凶一覧
十二直 | 意味 | 建築の吉凶 |
---|---|---|
建(たつ) | 万事に吉。特に建築・柱立て・開業によい。 | ◎(最適!) |
除(のぞく) | 悪いものを除く日。治療や清掃は吉だが、結婚や新築は凶。 | ×(避けたほうが良い) |
満(みつ) | 物事が満ちる日。建築・移転・開業に良い。 | ◎(吉!) |
平(たいら) | 物事が平穏に進む日。建築・引っ越し・結婚に吉。 | ◎(おすすめ!) |
定(さだん) | 物事が定まる日。契約・新築・開業に良い。 | ◎(安定した日) |
執(とる) | 物事を執り行う日。結婚や契約は吉だが、解体や撤去は凶。 | ◯(良いが注意) |
破(やぶる) | 物事を破る日。契約・結婚・新築には大凶。 | ×(建築NG) |
危(あやぶ) | 危険が多い日。特に高所作業や工事には不向き。 | ×(避けるべき) |
成(なる) | 成功に結びつく日。新築・契約・開業に吉。 | ◎(良い日!) |
納(おさん) | 物事を納める日。新築・引っ越し・買い物に良い。 | ◯(問題なし) |
開(ひらく) | 物事が開ける日。新築・開業に向いている。 | ◎(吉!) |
閉(とづ) | 物事を閉じる日。開業・結婚・建築には向かない。 | ×(避けたほうがよい) |
三隣亡(さんりんぼう)
「三隣亡の日に建築をすると火事が起き、隣三軒を滅ぼす」と言われる忌日。
地鎮祭・上棟式・新築の着工は避けるのが一般的です。
三隣亡は六曜とは異なり、日付が固定されていません。
カレンダーや神社の暦に「三隣亡」と記載されていることが多いです。
現代では、建築関係の方や縁起を重んじる方々は、カレンダーで三隣亡を避けることが一般的です。
避けた方が良い行事
・地鎮祭
・上棟式
・新築・リフォームの着工
・屋根工事・棟上げ
・家の解体工事
まとめ
今回は、建築吉日とは?についてご説明させていただきました。
縁起を重視するなら「大安」や「建の日」に地鎮祭や上棟式を行う事と、契約や着工日も六曜を意識すると安心です。逆に、最近はあまり気にしない人も増えているので、都合が合わなければ 柔軟にスケジュールを組む事も問題ありません。
大切なのは、施主さんや家族が納得できる日を選ぶこと!
縁起の良い日に合わせると、気持ちよく新築やリフォームが進められます。
狛江市・調布市・府中市・三鷹市で外壁塗装を計画しているが、
どこに相談していいか不安な方は
地元密着完全自社施工の小林美装に一度ご相談ください。