2018年10月05日
こんにちは。
代表親方の小林です。
冬場になると部屋の室温を上げる為に、
暖房を入れる日が多くなります。
暖房を入れることで、空気は温度によって含むことができる
水蒸気の量(飽和水蒸気量)が異なり、暖かい空気ほど多くの水蒸気を
含むことができます。
暖かい水蒸気をいっぱい含んだ空気が冷やされ、(窓際で冷やされる事が多いです)
『飽和水蒸気量』を超えると余分な水蒸気が水に変わります。
これが結露が発生する仕組みです。
グラスに冷えたビールを注いだ時に水滴が出来るのも
同じ現象です。
結露はサッシ窓ガラスに水滴を作り、水たまりが出来るくらい被害を
受ける事もあり、カビの発生の原因にもなります。
最近の気密性の高い住宅などは、特に注意したいところです。
結露の解決策の一つとして、空気の循環を良くすれば
解決できる場合もあります。
その他、外壁の経年劣化に伴う雨漏りなども原因の一つとして考えられます。
この場合、外壁のひび割れ(クラック)・コーキングの劣化などがあり、
そこから水が浸入していないか専門家によるチェックが必要です。
原因が外壁であれば、塗り替えリフォームで解決できます。
結露対策のグッズや、除湿器などを使うのも一つの方法ですが、
しっかりとした原因の追求と対策が大切なお家を長く守る事になりますので、
いつでも小林美装にご相談下さい。