軒天とは?メンテナンスの際の軒天の選び方

こんにちは!代表の小林です。

軒天(のきてん)とは、屋根の軒先部分の裏側(天井部分)を指します。建物の外壁から外側に突き出した部分(軒)にあり、「軒天井」とも呼ばれます。メンテナンスの際に選ぶ材料によっては、耐久性が大きく変わってきます。そこで今回は、軒天とは?メンテナンスの際の軒天の選び方についてご説明させていただきます。

軒天の役割

建物の美観を整える

軒天があることで、屋根の裏側や梁を隠し、見た目をスッキリさせる。
外壁とのカラーコーディネートでデザイン性を高める。

雨風や紫外線から守る

雨や紫外線が直接屋根の裏側や壁に当たるのを防ぐため、建物の耐久性を向上。
木材の腐食や鉄部の錆びを防ぎ、建物を長持ちさせる。

火災時の延焼を防ぐ

軒天は防火性能を持つ建材が使用されることが多く、火の回りを遅くする効果がある。

湿気やカビ対策(換気機能)

軒天には「有孔板(穴あきタイプ)」や「換気口」があるものもあり、
屋根裏の湿気を逃がし、結露やカビの発生を防ぐ役割を果たす。

軒天の主な素材

素材特徴
ケイカル板(ケイ酸カルシウム板)防火性・耐久性が高く、現在主流。
木製(合板・ベニヤ)温かみのある雰囲気だが、湿気やシロアリに弱い
金属製(アルミ・ガルバリウム鋼板)耐久性が高く、スタイリッシュなデザインに適している。
樹脂製(塩ビ系)軽量でメンテナンスしやすいが、デザイン性が限られる。

軒天のメンテナンス・劣化のサイン

塗装の剥がれ・変色 → 防水性能が低下し、雨水が染み込みやすくなる
カビ・苔の発生 → 通気性が悪くなり、木材腐食の原因に
軒天の剥がれ・割れ → 雨漏りや鳥・害虫の侵入につながる

修理・補修方法

軒天の塗装リフォーム(防水・防カビ塗装)
破損部分の張替え・補強
換気機能の追加(換気口設置)

まとめ

今回は、軒天とは?メンテナンスの際の軒天の選び方についてご説明させていただきました。軒天は「美観」「防水・防火」「換気」などの重要な役割を持つ個所です。劣化のサイン(剥がれ・カビ・変色)を見逃さず、定期的な点検が必要で、適切なメンテナンスを行う事で、住宅の耐久性と快適性を長持ちさせます。

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