軒天唐草とは?役割とメンテナンス方法

こんにちは! 代表の小林です

軒天唐草(のきてんからくさ)とは、主に住宅の屋根周りの仕上げ材や部材に関連する建築用語です。具体的には、軒天(屋根の裏側部分)と外壁の取り合い部分や、雨仕舞(あまじまい)の役割を持つ部材や仕上げのことを指します。普段中々気にならない箇所ですが、とても重要な役割を担っています。そこで今回は、軒天唐草とは?役割とメンテナンス方法についてご説明させていただきます。

軒天唐草の役割

美観の向上
軒天と外壁の接合部分をきれいに見せる役割を果たします。仕上がりがスッキリし、建物全体の外観が整います。

雨仕舞(防水)
雨水が軒天や外壁内部に侵入するのを防ぐ重要な役割を担います。特に、軒天部分は雨水が溜まりやすい箇所なので、唐草が適切に機能することで雨漏りのリスクを低減します。

建材の保護
軒天や外壁材の接合部を保護することで、建材の劣化を防ぎ、建物の耐久性を向上させます。

軒天唐草の構造や施工

・軒天唐草は、軒天材(ケイカル板や木材など)を取り付ける際に、仕上げ材や見切り材として設置

 されます。

・外壁や軒裏との隙間を埋める形で取り付けられ、仕上げ部分の密閉性を高めます。

軒天唐草の素材

アルミやガルバリウム鋼板
軽量で錆びにくく、耐久性が高いため、広く使用されています。

ステンレス
高耐久で錆びにくい特性がありますが、コストがやや高めです。

樹脂系素材
耐候性や耐水性に優れ、価格も手頃。最近では樹脂製の唐草も普及しています。

軒天唐草の劣化とメンテナンス

軒天唐草は、長年使用すると以下のような劣化が起こることがあります

錆び(鉄製の場合)
特に水分が溜まりやすい箇所では錆が発生しやすく、放置すると腐食が進みます。

変形や割れ
素材が劣化して変形やひび割れが起こることがあります。

塗装の剥がれ
塗装が剥がれると美観が損なわれるだけでなく、耐候性も低下します。

メンテナンス方法

・定期的に塗装を行う。

・錆びや破損が見られる場合は、早めに交換や補修をする。

まとめ

今回は、軒天唐草とは?役割とメンテナンス方法についてご説明させていただきました。軒天唐草は、建物の外観を整えるだけでなく、雨仕舞や建材保護の重要な役割を果たしています。素材や設置方法によって耐久性が異なるため、適切なメンテナンスを行うことで、長期間にわたり機能を維持できます。特に軒天や外壁のリフォーム時には、唐草部分の点検も忘れずに行うことが推奨されます。

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