こんにちは!代表の小林です。
鼻隠しとは、屋根の先端(軒先)に取り付ける板状の部材 です。屋根の構造材(垂木や野地板など)を隠し、美観・防水・耐久性の向上 に役立ちます。普段は見落としがちな個所ですが、とても重要な役割を果たしています。そこで今回は、鼻隠しの役割と重要性とは?についてご説明させていただきます。
鼻隠しの役割
美観を整える
屋根の構造材(垂木など)を隠して、スッキリした見た目にする
建物のデザインに合わせた色や素材を選べる
屋根の耐久性を高める
雨風の吹き込みを防ぐ → 軒先の構造材の劣化を抑える
屋根材の固定を強化 → 屋根材のズレや破損を防ぐ
雨樋(あまどい)を取り付ける土台になる
雨樋は鼻隠しに取り付けられるため、しっかりとした固定が必要
鼻隠しの素材と特徴
素材 | 特徴 |
---|---|
木材(杉・ヒノキ・米ツガなど) | 価格が安く加工しやすいが、防水・防腐処理が必須 |
窯業系(セメント系) | 耐火性・耐水性に優れるが、重量がある |
金属(ガルバリウム・アルミなど) | 耐久性が高く、メンテナンスが楽 |
樹脂(塩ビなど) | 軽量で腐食しにくいが、紫外線劣化の可能性あり |
鼻隠しの劣化のサインとメンテナンス
劣化のサイン
塗装の剥がれ → 放置すると水が染み込んで腐食の原因に
変色・カビ・苔の発生 → 湿気による劣化の可能性
ひび割れ・反り・腐食 → 交換の検討が必要
雨樋のグラつき → 鼻隠しの強度低下
メンテナンス方法
再塗装(5〜10年ごと):木製や窯業系の場合、定期的に塗装が必要
板金カバー工法:腐食しやすい木製の鼻隠しをガルバリウムなどで覆う
交換:ひび割れや腐食が進んでいる場合は交換が必要
まとめ
今回は、鼻隠しの役割と重要性とは?についてご説明させていただきました。 鼻隠しは屋根の先端を保護し、美観・耐久性を向上させる部材です。雨風を防ぎ、雨樋をしっかり固定するために重要役割を果たしています。材料は、木材・窯業系・金属・樹脂などの素材があり、それぞれ特徴があります。劣化すると雨漏りや屋根材の破損につながるため、定期的なメンテナンスが重要です。
長持ちさせるためには
・防水塗装を定期的にする
・劣化が進んでいたら交換や板金カバーを検討する
しっかりメンテナンスして、家を長持ちさせましょう!
狛江市・調布市・府中市・三鷹市で外壁塗装を計画しているが、
どこに相談していいか不安な方は
地元密着完全自社施工の小林美装に一度ご相談ください。