2018年11月15日
ブロック塀の塗装ですが、オススメはしません。
何故なら、住宅の外壁よりも早めにメンテナンスが必要になるからです。
あまりブロック塀を塗装しているお宅は多くありませんが、
塗り替えリフォームの際に、汚いからと言って、塗ってしまうお客様も
いらっしゃいます。
ブロック塀を塗装する場合、表面だけの塗装だと、裏の塗装していない
箇所から水を吸ってしまい、表側の塗膜を浮かせる原因になりますし、
土にブロック塀が埋まっている場合などは、下から水を吸い上げてしまいますので、
もしも塗る場合は、ブロック塀の両面、上場・下が土の場合は、
土を掘って、しっかりと塗装をしなければなりません。
塗っているブロック塀の塗膜が剥がれてき場合、剥がれた箇所を
補修して塗装を行いますが、その補修の際に段差が生じて、
塗っても段差が目立った仕上がりになってしまいます。
特に、吹付などで模様がついている場合は、段差が更に目立ってきます。
汚くなったブロック塀も、壁や屋根を高圧洗浄した際に、
一緒に洗ってしまえば、ある程度は綺麗になります。
ブロック塀を新しく積み替える外構工事も決して安くはありませんので、
安易にブロック塀を塗装する事はやめましょう。
既に塗ってしまっている場合は、まめにメンテナンスを行って、
剥がれてくる前に、しっかりとした塗装を行って下さい。