建物の屋上やバルコニーに多く使われている「ウレタン防水」。柔軟性があり、継ぎ目なく施工できるため、戸建てからビル・マンションまで幅広く採用されています。しかし、施工後に“硬化不良”が発生すると、防水性能が著しく低下し、将来的に雨漏りのリスクにつながる恐れがあります。
今回は、「ウレタン防水の硬化不良とは何か?」「なぜ起こるのか?」「どう対処すればよいのか?」をわかりやすく解説します。
✅ ウレタン防水の硬化不良とは?
ウレタン防水の“硬化不良”とは、塗布した防水材が所定の時間が経過しても硬化せず、ベタついたり弾力を持たない状態のことです。本来、ウレタン防水材は塗布後6〜24時間程度で硬化を始め、数日で完全硬化します。
しかし硬化不良が起きると、以下のような症状が見られます:
- 表面がいつまでもベタベタしている
- 踏むと跡がつく、沈み込む
- 気泡や縮み、ひび割れが生じる
この状態では、防水層としての機能を果たさず、雨水の侵入や剥離・劣化を早める原因になります。
🔍 硬化不良が起きる主な原因とは?
1. 施工時の気温・湿度の影響
ウレタン防水は気温5℃以下または湿度85%以上の環境では硬化反応が鈍くなります。特に冬季や梅雨時期に注意が必要です。
2. 混合比率のミス(2液型の場合)
2液型ウレタンは、主剤と硬化剤を正確な比率で混ぜる必要があります。分量ミスや攪拌不足は、硬化不良の大きな原因です。
3. 下地の湿気や油分
下地が濡れていたり、油やホコリが付着していると接着不良や硬化遅延につながります。下地処理の不備も要注意。
4. 使用期限切れの材料
古くなった材料は化学反応が弱くなり、正常な硬化が期待できません。材料の使用期限や保管状態の確認も重要です。
🛠 硬化不良の対処法
▶ 1. 不良部分の撤去
硬化しない箇所は完全に除去し、再施工する必要があります。無理に塗り重ねると、将来的な層間剥離の原因になります。
▶ 2. 再下地処理
下地をしっかり乾燥させたうえで、プライマー処理からやり直すのが基本です。
▶ 3. 適切な気候条件での再施工
最低でも気温10℃以上、湿度80%以下の環境で再施工を行うのが理想です。天候を見ながら慎重に工程を進めましょう。
💡 事前に防げる!施工時のチェックポイント
- 天候に合わせて施工日程を調整
- 使用前に材料の攪拌・混合比を再確認
- 下地は完全乾燥+清掃徹底
- 熟練した業者に依頼する
まとめ
今回はウレタン防水の硬化不良とは?原因と対策とは?についてご説明させていただきました。
ウレタン防水の硬化不良は、見た目では一見分かりにくいものの、放置すると雨漏りや建物の劣化リスクが急激に高まります。原因の多くは施工時のミスや環境条件の見落としに起因するため、信頼できる専門業者に依頼することが最も効果的な対策といえます。
「なんだか乾かない」「表面がベタつく」と感じたら、すぐに専門家に相談しましょう!
狛江市・調布市・府中市・三鷹市で外壁塗装を計画しているが、
どこに相談していいか不安な方は
地元密着完全自社施工の小林美装に一度ご相談ください。




