2018年10月26日
クラックとは外壁に生じるヒビ割れの事を言います。
経年劣化に伴う現象の一つで、モルタルの外壁の場合に
多く見られます。
原因としては色々な要因があります。モルタルの収縮と膨張、
建設中の施工の問題など様々な要因がありますが、クラックの放置は
危険です。緊急性が無い場合でも、長期的な放置は雨漏りの原因にも
なりますので、注意して下さい。
クラックが生じた住宅の場合、一度塗り替えリフォームを行えば
クラックがその後に生じる事は少なくなりますが、国道沿いなどの
振動を受ける住宅の場合は、振動によるクラックが生じる事も
あります。
新築時の施工中の問題としては、モルタルを左官職人が塗った後の
乾燥時間が問題になって来る事があります。
モルタルを塗った直後、乾燥期間を取らない塗装・吹付けはクラックの原因の
一つになります。
稀な話ですが、本当にしっかりと施工をした住宅などでは、10年経っても
クラックなどがまったく確認出来ないしっかりとした住宅もあります。
日頃から、外壁のクラックなどを注意深く確認して、気になるようでしたら、
専門家に相談してみて下さい。