こんにちは!代表の小林です。
屋上防水とは、建物の屋上やベランダなどに防水処理を施し、雨水の侵入を防ぐ工事のことです。特に鉄筋コンクリート造(RC造)や鉄骨造(S造)の建物では、屋上がフラットなことが多く、適切な防水対策をしないと雨漏りの原因になります。そこで今回は、屋上防水はDIYで大丈夫?についてご説明させていただきます。
屋上防水の役割
・雨水の浸入防止
建物内部への水の侵入を防ぎ、雨漏りを防止
・建物の寿命を延ばす
水分がコンクリートや鉄骨に浸透すると、劣化や錆の原因に
・断熱・遮熱効果
一部の防水材には、屋上の温度上昇を抑える効果もある
主な屋上防水の種類
ウレタン防水(密着工法・通気緩衝工法)
・特徴:液状のウレタンを塗って防水層を形成
・耐久年数:10~13年
・メリット
つなぎ目がないため雨漏りしにくい
施工が簡単で、比較的安価
通気緩衝工法なら下地の膨れを防げる
デメリット
紫外線に弱く、定期的なトップコート塗布が必要
FRP防水(繊維強化プラスチック防水)
・特徴:ガラス繊維を含んだ樹脂で硬化させる防水
・耐久年数:10~15年
・メリット
強度が高く、軽量でひび割れしにくい
硬化が早く、工期が短い
デメリット
伸縮性が低く、地震の揺れで割れることがある
施工コストがやや高い
シート防水(塩ビシート・ゴムシート)
・特徴:防水シートを敷き込み、接着・固定する方法
・耐久年数:10~20年
・メリット
耐久性が高く、施工が安定している
塩ビシートなら紫外線にも強い
デメリット
貼り合わせ部分の施工ミスがあると雨漏りの原因に
複雑な形状の屋上には不向き
アスファルト防水(トーチ工法・常温工法)
・特徴:アスファルトを染み込ませたシートを貼り重ねる工法
・耐久年数:15~20年
・メリット
・防水性能が高く、耐久性に優れる
・施工実績が多く、信頼性が高い
デメリット
施工に熱を使うため火災リスクがある
施工時の臭いが強い
屋上防水のメンテナンス時期
屋上防水は、経年劣化によってひび割れ・剥がれ・膨れが発生しやすく、定期的なメンテナンスが必要です。
メンテナンスの目安
5年ごと → 点検・トップコートの塗り直し
10~15年ごと → 防水層の再施工
まとめ
今回は、屋上防水はDIYで大丈夫?についてご説明させていただきました。屋上防水は、建物を雨水の侵入から守り、寿命を延ばす重要な工事です。防水の種類によって特性や耐久性が異なるため、建物の状態や予算に合わせた防水工法を選ぶことが重要です。防水工事は、注意する点などが多くあり、DIYで行う事はおすすめしません。専門業者に依頼をして、定期的な点検と適切なメンテナンスを行い、雨漏りを防ぎましょう!
狛江市・調布市・府中市・三鷹市で外壁塗装を計画しているが、
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