2018年11月07日
通常の木造住宅の場合、ほとんどの住宅に屋根があります。
屋根がある場合は、雨水を雨樋に流す為に勾配が必ずあります。
勾配も各住宅によって異なっていて、急勾配の住宅もあれば、
緩やかな勾配の住宅もありますが、勾配によっては、メンテナンスの
期間が変わってくる場合があります。
急勾配の屋根の場合は、水はけも良く、コケなども付きにくい
のが特徴ですが、勾配が緩く、日が当たらない屋根の場合は、
通常よりも屋根の傷みが早くなります。
勾配が緩い為に、水はけが悪く、コケが付きやすくなり、
コケが水を含んで屋根を痛めていきます。
コケが付着している屋根を放置し続けると、当然ですが
雨漏りの原因になりますので、ご自宅の屋根がどのような屋根で、
勾配はあるのかを確認する必要があります。
一般的に勾配は、1寸から10寸勾配まであり、
数字が低い程、勾配が緩やかになります。
数字の低い屋根勾配の場合は、外から屋根の確認が困難ですが、
ご自身で確認をする事は、高い所で危険を伴うので、
信頼のある専門家に相談して下さい。