2018年10月05日
こんにちは。
代表親方の小林です。
今回は『手抜き塗装工事』についてお話させていただきます。
どの業種でも『手抜き工事』は存在しますが、
塗装工事において、一番多い『手抜き』は
希釈をしすぎるということです。
塗料に対しての希釈率は決まっていますが、希釈率以上に
水やシンナーを多く入れ塗装してしまうと、塗膜が薄く弱くなり
耐久性も保てなくなります。
希釈率を守らずに塗装工事を行った場合、
工事後すぐには分かりませんが、2年3年と経つと
艶が無くなってきたり、塗装の変色や水はじきが悪く、カビやコケによる
汚れも目立ってきます。
・なぜ必要以上に希釈するか
これは希釈することによって、材料費を減らせる事や
いい加減な塗装職人などは、『塗りやすいから』という理由で
必要以上に希釈をしてしまいます。
特にモルタルの壁で下塗りで使われる微弾性フィラーなどは、材料が硬い為、
希釈率を守らない塗装職人もいます。
下塗りの材料は硬く、塗装しずらいと思いますが、
塗り替えリフォームの工程では、希釈率を守って下塗りをする事は
とても重要です。
下塗りをしっかりと行い、希釈率を守って2回3回と仕上げ塗りをすれば、
耐久性があり、綺麗な塗膜が出来上がります。
塗り替えリフォームの際は、しっかりとした業者さんにお願いして下さい。