強風の時の外壁塗装について

ここ最近の気候は、雪が降ったり、2月だと言うのに20℃を超える日があったりと、天候が大きく変化していますね。雪が降る事によって引き起こされる住宅の被害と言えば、「積雪による雨樋の破損」や「雪止め金具が適切に取り付けられていない事が原因で屋根から雪が落下して起こる被害」などが想定されますが、強風の日の外壁塗装ではどんな被害が想定されるのでしょう。 

私達塗装職人が強風の日に一番心配する事は、「足場の倒壊」です。台風など、事前に予想される時などは、事前に足場のメッシュシートを絞る、又はメッシュシートを剥がす事で、台風による被害は回避出来ますが、施工中に予想もしていない強風が吹く時など、「近隣の住宅や車に塗料が飛散する」 「塗装した外壁や屋根や付帯部などにホコリが付く」 「強風で道具などの落下」 「屋根で作業する塗装職人の安全確保」などを考慮して、作業を中止する事もあります。また、養生などの作業も強風により困難になります。

晴れているのに工事が出来ない」私達塗装職人からしてみれば、歯がゆさも感じますが、強風時に無理に施工を行う事で、近隣の方へ迷惑がかかり後に大きなトラブルに発展する可能性も考えられますし、施工品質を劣らせてしまっては、本末転倒です。工事の工期を守る事は、お客様や近隣の方にとって重要な事ですが、「晴れているのに工事が出来ない」このような事態も想定して、少しゆとりのある工事工期をお考え下さい。

強風時の塗装工事の場合は、以下の事が想定できます。

安全性の問題: 強風時は足場の倒壊や塗装職人の安全を第一に考え作業を中止することもあります。強風時は塗料や道具が風に飛ばされる可能性もあり、近隣の安全を確保出来なくなります。

品質への影響: 強風時では塗料の均等な施工が難しくなります。強風によって塗料が飛散したり、塗装面にムラが生じたりする可能性があります。これは塗装の品質を低下させる原因となります。

塗料の乾燥時間: 強風時は塗料の乾燥時間が通常よりも異なることがあります。強風が塗料の表面に吹き付けることで、塗料の表面だけが通常よりも早く硬化して、塗料の品質を保てない可能性があります。

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