こんにちは! 代表の小林です。
見積書に記載されている付帯部(ふたいぶ)とは、建物の外壁や屋根以外にある、建物の外観や機能に関連するパーツの総称です。主に外壁や屋根の塗装工事で対象となる部位以外の部分を指します。これらは建物全体の美観や防水性、耐久性に関わる重要な部分でもあります。 そこで今回は、見積書に記載されている付帯部とは?についてご説明させていただきます。
付帯部とは
雨どい(樋)
雨水をスムーズに排水するための設備です。劣化すると水漏れや詰まりが発生します。
破風板(はふいた)
屋根の端に取り付けられる板で、風雨の侵入を防ぎ、建物の装飾的な役割も果たします。
軒天(のきてん)
屋根の下側の部分で、屋根裏を保護し、建物のデザインの一部となっています。
鼻隠し(はなかくし)
雨どいを取り付ける部分で、屋根の先端に取り付けられる横板。美観を保つ役割もあります。
シャッターボックス
窓シャッターを収納する部分。金属製が多く、塗膜が剥がれると錆びや劣化が進行します。
ベランダ・バルコニー
防水工事が必要になることもあり、床や手すり部分の塗装が対象になる場合があります。
戸袋
引き戸の収納部分で、劣化すると外観に影響を与えるほか、防水性が低下する場合があります。
外階段や手すり
建物の付属設備で、特に金属部分は錆びやすく、定期的な塗装が必要です。
その他
勝手口の庇(ひさし)、水切り、外壁の装飾部分、ガラリ(通気口)なども付帯部に含まれます。
付帯部の役割
防水性の確保
雨や湿気から建物を守るための機能を持つ部位が多く、劣化すると防水性能が低下します。
建物の美観を保つ
外壁や屋根だけでなく、付帯部の美観も建物全体の印象に影響を与えます。
建物の耐久性向上
定期的な塗装やメンテナンスで劣化を防ぐことで、建物の寿命を延ばします。
付帯部のメンテナンスが重要な理由
劣化しやすい箇所が多い
付帯部は風雨や紫外線にさらされることが多いため、外壁や屋根と同様に劣化します。
全体の耐久性に影響を与える
付帯部の劣化が進行すると、雨漏りや建物全体の損傷につながることがあります。
塗装工事と同時に行うと効率的
外壁塗装や屋根塗装の際に、付帯部も一緒に塗装することで、足場代や工事費用を抑えることができます。
付帯部の塗装ポイント
素材に応じた塗料の選定
金属部には防錆塗料、木部には木材専用塗料など、部材ごとに適切な塗料を使用する必要があります。
下地処理が重要
サビ落とし、汚れの除去、ひび割れ補修など、塗装前の下地処理が仕上がりに大きく影響します。
定期的なメンテナンス
外壁や屋根と同様に、10~15年を目安に塗装や補修を行うのが理想です。
まとめ
今回は、見積書に記載されている付帯部とは?についてご説明させていただきました。 付帯部は建物全体の美観や耐久性に深く関わる重要な部分です。外壁や屋根の塗装を行う際には、 付帯部の状態をしっかり点検し、必要な塗装や補修を行うことが大切です。外壁塗装と一緒に メンテナンスすることで、建物全体の耐久性を高めるだけでなく、トータルコストの削減にもつながります。
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