外壁塗装の下塗りはなぜ重要?役割と必要性を分かりやすく解説

外壁塗装というと、最後に塗る仕上げ塗料に注目しがちですが、実は塗装の耐久性や仕上がりを左右する重要な工程が「下塗り」です。

「下塗りって必要なの?」「最後には見えなくなるのに、なぜ塗るの?」と思われる方もいるのではないでしょうか。

下塗りには、外壁と仕上げ塗料を密着させたり、劣化した外壁の塗料の吸い込みを抑えたり、下地を整えたりする重要な役割があります。

今回は、狛江市・調布市・府中市・三鷹市・世田谷区で外壁塗装をご検討の方に向けて、外壁塗装の下塗りがなぜ重要なのかを分かりやすく解説します。

外壁塗装の下塗りとは?

一般的な外壁塗装では、使用する塗料の仕様に沿って「下塗り・中塗り・上塗り」の工程で施工します。

下塗りは、その最初に行う塗装工程です。

【図】外壁塗装の基本構造

③ 上塗り
色・艶・美観・耐候性を仕上げる

  ↓

② 中塗り
必要な塗膜の厚みをつくる

  ↓

① 下塗り
密着性を高めて下地を整える

  ↓

外壁材
サイディング・モルタルなど

つまり下塗りは、外壁材と仕上げ塗料の間に入り、塗装全体を支える「土台」のような役割をしています。

下塗りが重要な理由① 塗料を外壁に密着させる

下塗りの代表的な役割が、外壁と中塗り・上塗り塗料の密着性を高めることです。

外壁に直接仕上げ塗料を塗っても、下地の状態や塗料の組み合わせによっては十分に密着しない場合があります。

適切な下塗り材を使用することで、仕上げ塗料が外壁に密着しやすい状態をつくります。

下塗りが不十分だと、施工直後はきれいでも、数年後に塗膜の浮きや剥がれなどが発生する原因になる可能性があります。

下塗りが重要な理由② 外壁の塗料の吸い込みを抑える

経年劣化したモルタルやサイディングなどは、表面の状態によって塗料を吸い込みやすくなっていることがあります。

下地が仕上げ塗料を必要以上に吸い込むと、塗膜の厚みが均一にならず、色ムラや艶ムラにつながる可能性があります。

そこで下塗りによって下地の吸い込みを調整し、中塗り・上塗りを均一に施工しやすい状態にします。

劣化が激しい場合は、メーカーの仕様や下地の状態に応じて下塗りを追加するケースもあります。

下塗りが重要な理由③ 外壁の細かな凹凸を整える

外壁には経年劣化によって細かな傷や凹凸が発生することがあります。

使用する下塗り材によっては、こうした下地を調整する役割もあります。

特にモルタル外壁などでは、フィラーと呼ばれる下塗り材を使用することがあります。

ただし、大きなひび割れを下塗りだけで直すわけではありません。必要なクラック補修などを行ったうえで、適切な下塗りを施工することが重要です。

シーラー・プライマー・フィラーの違いは?

下塗り材にはさまざまな種類があります。

代表的なものが「シーラー」「プライマー」「フィラー」です。

【図】代表的な下塗り材

下塗り材主な役割
シーラー下地への吸い込み調整・密着性向上
プライマー下地と仕上げ材の密着性を高める
フィラー下地調整・細かな凹凸を整える

どの下塗り材を使用するかは、外壁材、既存塗膜、劣化状態、仕上げ塗料などによって変わります。

そのため、「どんな住宅でも同じ下塗り材を使えばよい」というものではありません。

現在の外壁に適した下塗り材を選ぶことが重要です。

高級な塗料を使っても下塗りが悪ければ意味がない?

外壁塗装では、シリコン、フッ素、無機塗料など仕上げ塗料のグレードに目が向きがちです。

しかし、高耐久な仕上げ塗料を使用しても、下地処理や下塗りが適切でなければ、本来期待される性能を発揮できない可能性があります。

例えば、

高圧洗浄 → 下地補修 → 適切な下塗り → 中塗り → 上塗り

という一連の工程を正しく行うことが重要です。

外壁塗装は「どの塗料を使うか」と同じくらい、どのように施工するかが大切なのです。

下塗り前の下地処理も重要

下塗りだけを丁寧に行えばよいわけではありません。

外壁にコケ、汚れ、剥がれた旧塗膜などが残った状態で下塗りをしても、十分な密着性を確保できない場合があります。

そのため、高圧洗浄やケレン、ひび割れ補修、コーキング補修などを行い、塗装できる状態に整えてから下塗りを行います。

「塗る前の準備」が外壁塗装の品質を大きく左右します。

見積書では下塗りを確認しよう

外壁塗装の見積書を受け取ったら、下塗りについても確認しましょう。

「外壁塗装一式」としか記載されていない場合は、

・下塗り材の商品名
・メーカー
・中塗り・上塗りの商品名
・塗装回数
・施工面積

などを確認すると安心です。

また、下塗りは完成すると見えなくなります。そのため施工中に下塗り、中塗り、上塗りの工程写真を撮影してくれる会社を選ぶのもおすすめです。

狛江市・調布市・府中市・三鷹市・世田谷区で外壁塗装をご検討の方へ

狛江市・調布市・府中市・三鷹市・世田谷区で外壁塗装会社を探す際は、価格や仕上げ塗料だけでなく、下地処理や下塗りについて丁寧に説明してくれる会社を選びましょう。

「狛江市 外壁塗装」「調布市 外壁塗装」「府中市 外壁塗装」「三鷹市 外壁塗装」「世田谷区 外壁塗装」などで検索し、Googleマップの口コミや施工事例、施工写真、会社所在地、保証・アフターフォローなどを確認することも業者選びの参考になります。

地域での施工実績が確認できるかどうかも一つのポイントです。

まとめ|下塗りは外壁塗装を支える重要な土台

外壁塗装の下塗りには、仕上げ塗料を密着させる・塗料の吸い込みを調整する・下地を整えるなどの重要な役割があります。

完成すると見えなくなる工程だからこそ、丁寧な施工が必要です。

外壁材の確認 → 高圧洗浄 → 下地補修 → 適切な下塗り → 中塗り → 上塗り

この工程を正しく行うことで、塗料本来の性能を発揮しやすくなります。

狛江市・調布市・府中市・三鷹市・世田谷区で外壁塗装をご検討の方は、「どんな仕上げ塗料を使うのか」だけではなく、どんな下塗り材を使い、どのような下地処理を行うのかまで確認してみましょう。

見えない部分まで丁寧に施工することが、大切な住まいを長く守る外壁塗装につながります。

小林 亮

この記事の解説は・・・

有限会社 小林美装

代表取締役 小林 亮

東京都狛江市・調布市・府中市・三鷹市で外壁・屋根塗装専門店「小林美装」を経営しています。地域密着を大切に、確かな技術と誠実な対応で、お客様の大切な住まいを守り続けています。「塗装会社ではなく、住まいを守る会社」を目指しています。