外壁塗装を検討するとき、「塗料はシリコンにする?無機にする?」など、塗料の耐久性にはこだわっても、シーリング材についてはあまり気にしていない方も多いのではないでしょうか。
しかし、サイディング住宅では外壁材の継ぎ目や窓まわりに施工されているシーリングも、住まいを雨水から守る重要な部分です。
せっかく高耐久塗料で外壁を塗装しても、シーリングが先に劣化してしまえば、シーリングだけを早い時期に補修することになる可能性があります。
そこで注目したいのが「高耐久シーリング材」です。
今回は、狛江市・調布市・府中市・三鷹市・世田谷区で外壁塗装やコーキング工事をご検討の方に向けて、高耐久シーリング材を使用するメリットを分かりやすく解説します。

そもそもシーリング材とは?
シーリング材とは、サイディングの継ぎ目や窓まわりなどの隙間に充填するゴム状の材料です。
主な役割は、
・雨水の侵入を防ぐ
・外壁材の動きを吸収する
・建物の気密性を保つ
・外壁材同士への負担を軽減する
などです。
外壁は気温変化や地震、振動などによってわずかに動いています。
シーリングには柔軟性があり、その動きに追従することで外壁材への負担を軽減しています。
【図】シーリング材の役割
サイディング
↔ 建物の動き ↔
シーリング
↕ 伸縮して動きを吸収
サイディング
さらに、
雨
↓
シーリングが隙間を保護
↓
外壁内部への雨水侵入を防ぐ
シーリングは目立たない部分ですが、住まいを守る「防水の要」の一つなのです。
高耐久シーリング材とは?
高耐久シーリング材とは、一般的なシーリング材と比較して、紫外線や雨風、温度変化などに対する耐候性や、建物の動きに追従する柔軟性などを高めた製品です。
代表的な製品として「オートンイクシード」などがあります。
高耐久シーリング材にもさまざまな種類があるため、商品名だけではなく、使用する外壁材との相性やメーカーの施工仕様を確認することが大切です。
メリット① シーリングの劣化を抑えやすい
シーリングは紫外線、雨、熱、建物の動きなどによって徐々に劣化します。
劣化すると、
ひび割れ
↓
肉やせ
↓
硬化
↓
剥離・破断
などが発生することがあります。
高耐久シーリング材は、こうした厳しい外部環境を考慮して耐候性や耐久性を高めているため、長期間にわたって性能を維持することが期待できます。
メリット② 柔軟性を長期間維持しやすい
シーリング材で非常に重要なのが「柔らかさ」です。
サイディングは気温変化や建物の動きによって伸縮します。
シーリングが硬くなってしまうと、その動きに追従できず、ひび割れや剥離につながることがあります。
高耐久タイプの中には、長期間柔軟性を維持することを目的に開発された製品があります。
外壁材の動きに追従できることは、シーリングだけでなく外壁材を守ることにもつながります。
メリット③ 雨水の侵入リスクを抑える
シーリングの大切な役割が防水です。
【図】シーリング劣化の進行イメージ
正常なシーリング
柔軟性があり目地を保護
↓
経年劣化
硬化・肉やせ・ひび割れ
↓
剥離・破断
↓
雨水が入り込みやすくなる
↓
外壁材や下地に影響する可能性
シーリングの劣化を長期間抑えることは、建物内部への雨水侵入リスクを低減することにつながります。
メリット④ 高耐久塗料との相性を考えやすい
外壁塗装では近年、フッ素塗料や無機系塗料など高耐久タイプを選ぶ方も増えています。
ここで考えたいのが「塗料とシーリングの耐久性のバランス」です。
例えば、
外壁塗料は長持ち
↓
シーリングだけ先に劣化
↓
数年後にシーリング工事
↓
再び足場が必要になる場合も
ということがあります。
そこで、
高耐久塗料+高耐久シーリング材
という組み合わせにすることで、外壁とシーリングのメンテナンス時期を合わせやすくなります。
メリット⑤ 将来のメンテナンス回数を減らせる可能性
住宅のメンテナンスで意外と大きな費用になるのが足場です。
外壁塗装とは別の時期にシーリング工事を行えば、施工場所によっては再び足場が必要になります。
【図】メンテナンスの考え方
耐久性が合っていない場合
外壁塗装
↓
数年後
↓
シーリング補修
↓
再び足場が必要になる可能性
耐久性を合わせた場合
高耐久塗料
+
高耐久シーリング
↓
メンテナンス時期を合わせやすい
↓
将来の工事回数・足場費用を抑えられる可能性
初期費用だけではなく、20年・30年という長期的なメンテナンス費用で考えることがポイントです。
高耐久シーリングなら絶対に安心?
高耐久シーリング材を使用すれば、絶対に長持ちするというわけではありません。
非常に重要なのが施工品質です。
例えば打ち替え工事では、
既存シーリング撤去
↓
目地清掃
↓
必要に応じてバックアップ材などを確認
↓
プライマー塗布
↓
シーリング材充填
↓
ヘラ押さえ
↓
十分な硬化
といった適切な施工が必要です。
どれだけ高性能な材料でも、目地幅・目地深さが適切でなかったり、プライマーが十分に施工されていなかったりすれば、本来の性能を発揮できない可能性があります。
良い材料+正しい施工の両方が重要です。
「打ち替え」と「増し打ち」の違いにも注意
サイディングの目地では、既存シーリングを撤去して新しく施工する「打ち替え」が基本となるケースが多くあります。
一方、窓まわりなどでは既存シーリングの状態や納まりによって「増し打ち」が選択される場合があります。
見積書では単に「シーリング工事一式」ではなく、
・どこを施工するのか
・打ち替えか増し打ちか
・何m施工するのか
・どの商品を使用するのか
まで確認しましょう。
狛江市・調布市・府中市・三鷹市・世田谷区でシーリング工事をご検討の方へ
狛江市・調布市・府中市・三鷹市・世田谷区で外壁塗装を検討するときは、塗料だけでなくシーリング材にも注目してみましょう。
「狛江市 外壁塗装 シーリング」「調布市 コーキング工事」「府中市 外壁塗装」「三鷹市 外壁塗装」「世田谷区 外壁塗装」などで検索し、Googleマップの口コミや施工事例、会社所在地、シーリング施工写真などを確認することも業者選びの参考になります。
特に、高耐久塗料を提案しているのにシーリング材について説明がない場合は、「シーリング材は何を使いますか?」と確認してみましょう。
まとめ|外壁だけでなくシーリングの耐久性も考えよう
高耐久シーリング材を使用する主なメリットは、
①劣化を抑えやすい
②柔軟性を長期間維持しやすい
③雨水の侵入リスクを抑えられる
④高耐久塗料とメンテナンス時期を合わせやすい
⑤将来のメンテナンス回数を減らせる可能性がある
ことです。
外壁塗装では、仕上げ塗料だけに目が向きがちですが、サイディング住宅ではシーリングも建物を守る重要な部分です。
狛江市・調布市・府中市・三鷹市・世田谷区で外壁塗装をご検討の方は、**「どんな塗料を使うか」と同時に「どんなシーリング材を使うか」**も確認してみてください。
高耐久塗料と高耐久シーリング材を適切に組み合わせ、メーカーの施工仕様を守って丁寧に施工することが、大切な住まいを長く守り、将来的なメンテナンス費用を抑えることにつながります。
なお、高耐久型でも性能は製品と施工条件で異なります。たとえばオート化学工業はオートンイクシードについて、特殊高耐久ポリマーによる耐久性・耐候性と長期的な柔軟性を特徴として案内しています。オート化学工業株式会社





この記事の解説は・・・
有限会社 小林美装
代表取締役 小林 亮
東京都狛江市・調布市・府中市・三鷹市で外壁・屋根塗装専門店「小林美装」を経営しています。地域密着を大切に、確かな技術と誠実な対応で、お客様の大切な住まいを守り続けています。「塗装会社ではなく、住まいを守る会社」を目指しています。